そらをみあげて

日常のゆるゆるブログ。(更新不定期)

お別れのスターチス①

 

こんばんは。

2月も終わり、もう3月ですね。

春は出会いと別れの季節。

それを直に感じることとなりました。

 

マッチングアプリで出会い、半年間お付き合いをした彼から別れ話を切り出されました。

そう、このブログを開始した当初から登場していた『彼』です。

去年のクリスマスに事件(苦笑)があって以来、色々と話し合いを重ねてきました。

何回か話しましたが、私は『価値感』とは"相手と擦り合わせていくもの"と捉えています。

ですが、擦り合わせるにも『接点』が1つはないと難しいのですね。

考えてみれば当然のことなのですが、改めて実感しました。

そしてお互い『歩み寄る意識』も必要です。

私も彼に歩みよりきることが出来なかったし、彼も私に歩み寄りきることが出来なかった。

それだけなのだと思います。

 

彼には軽度(自己申告)ですが鬱病がありました。

また、受動型ASDの特性もあったと思います。

★こちらはあくまで私の見解です。ただ発達障害支援施設にも通っていたそうだからあながち的外れではないと思っています。

それを告白された時、彼はとても不安がっていました。

私は誰にでも得意・不得意があると思うので、『もし経済格差を気にしているのなら私が頑張ればいいだけだし、何か困っていることがあるならアドバイスするし、一緒に乗り越えていこう』と伝えました。

実は私の家族にも鬱病患者がいて、たまに気分が沈むとずっと寝ていることもあったけど、2~3日したらバリバリ仕事をこなすタイプなので、正直、余り深く考えていませんでした。

ASD特性に関しては…分からなかった。

身の回りにいなかったので、机上の上でしか判断が付かなかったのです。

 

彼は病状を告白した時、『こんな自分ではダメだ、変わりたい。』と言っていました。

本気でそう思っているのなら、と色々提案する日々が始まりました。

・ゲームに夢中な彼を外に連れ出して興味の幅を広げる試み

・部屋の片付けで思考の整理をする提案

・アニマルセラピー(猫)

…etc 

…あれこれトライしてみましたが、これらの提案に全て『否定』から入られてしまいました。

いくら言っても否定されてしまうと、こちらは疲れてしまいますよね。

そうして私は、彼に何か提案することを止めてしまいました。

気付いてしまったんです。

全て私から提案して私から求めているな、と。

決定的だったのが、去年のクリスマスでした。

 

皆さん、『恋人への愛情表現』ってなんだと思いますか?

・真剣に自分の思いを伝えること

・キスやセックスなどの行為

…etc

色々あるかと思いますが『相手と真剣に向き合い、愛していると、大切に思っていると認識させること』だと私は思います。

付き合って3ヶ月以上、彼とはそうした行為がありませんでした。

クリスマスの日、彼が泊まりに来ていたので迫りました…(爆

そして『拒絶』されました。

『他人との粘膜接触が生理的に無理』

と。

いやー…ショックでした。

何も考えられませんでした。

私自身が拒絶されてしまったようで、本当に悲しかった。

私は将来自分の子供が欲しい…そう思っていたけれど、彼と一緒にいる以上、それは望めない…ということを理解しました。

子供って無理して作るものではないですし。

ただその点については歩み寄れる余地がありました。

現代日本で、税金は高いまま…教育費も物価も高いまま。

私と彼の年収では合算しても子供に幸せな生活をさせてあげることは難しいとも思っていたから最悪いなくても…とも思っていました。

ただこの話をしていた際に、安易に"子供が欲しいなら里親になればいい"、"人工受精でいい"と言われたのは許せなかった。

現実見て言ってる?って思いました。 

それらにどれだけ高いハードルがあるのか、本当に知っているのか…怒鳴りたくなるのを必死に堪えました。

そして極めつけに私の価値観を決めつけられ、全否定されたこと。

『〇〇ちゃんは父親がいて母親がいて…子供とペットがいて明るく幸せに暮らす…そんな家族像が理想なんじゃないの?それって古いよ。』

この人は何を言っているんだろう…と本気で思いました。

もう少し相手に配慮した言い方って出来ないのだろうか、と悲しくなりました。

ただ先程記載したように、私は『子供はいなくても…』とも思うようになっていたのでそこは歩み寄りました。

しかし彼にも歩み寄りを求めました。

『キスもセックスもなくていい、その代わり、私が分かるように別の手段で愛情を表現して欲しい。』

と。

 

★長くなりそうだったので続きます★